インドネシアのジャワ島を、東端のスラバヤから、ジョグジャカルタ、バンドンを経由して、西端のジャカルタまで電車で移動しました。
本当は飛行機を予約していたのですが、前日になって航空会社から「お客さん少ないからキャンセルするね」と連絡があり、あらためて飛行機を予約するのも面倒だったので電車で移動してみました。途中、「なんでこんな電車に乗っているんだ!」と後悔もしましたが、今となっては良い思い出です笑。

もくじ
インドネシア ジャワ島の電車の予約はTiket.comから
なぜかエラーが頻発するTiket.com
電車のチケットは、Tiket.comから行いました。他のサイトも使ってみましたが、最後の決済画面でうまくいかなかったりトラブルもありました。結局いちばん安定したのがTiket.comだったので、こちらがおすすめです。
また、iPhoneのSafariでうまくいかなかったり、Chromeならうまくいったりのようなこともあったので、もしエラーが出たら別のブラウザを使うとよいと思います(どっちがどっちか忘れました)。
右上のボタンで、インドネシア語から英語表示に切り替えられます。まぁ、最悪Chromeで翻訳しちゃえば良いんですけどね。
メールで予約番号が発行される
予約が完了すると、Tiket.comから予約番号が記載されたメールが届きます。駅の改札にあるパソコンで予約番号を入力すると、紙のチケットが印刷されます。改札を通るときに、パスポートと紙のチケットを見せると通してくれます。
乗り場がわからないときは、そのあたりの人にとにかく聞きましょう!4番ホームに向かっているときに、どう考えても道がなかったので、どうやって行けるか聞いてみたら、「この電車の中を通っていくんだよ」と、まさかの3番ホームにとまっている電車の中を通って4番ホームへ行けました。日本では考えられない通り道ですね笑。
スラバヤからジョグジャカルタまで
きれいで快適な5時間の電車旅
スラバヤからジョグジャカルタまでは電車で5時間くらいでした。料金は2,500円くらいだったと思います。電車はとても快適で、日本の新幹線のような感じでした。電源コンセントもあるので、とても快適でした。
すみません、写真撮ってませんでした
おそらく、インドネシアのジャワ島の電車と聞くと、汚そうなイメージをされる方もいるかもしれませんが、とてもきれいで快適でした。この経験が、次の辛い電車の旅の引き金となってしまうとは、このときは想像もしていませんでした。
ジョグジャカルタからバンドンまで
ジョグジャカルタで朝から用事があったのですが、割と早めに終わったのですよね。まだホテルも取っておらず、ジョグジャカルタでやりたいことも特になかったので、ジョグジャカルタには宿泊せずその日のうちにバンドンへ向かうことにしました。
ジョグジャカルタなうなんですけど、用事終えたので宿泊せずに次の都市へ行きます。電車待ち暇。
— 茶本悠介@セミミニマリスト (@Yusuke_CHAMOTO) January 14, 2020
待ち時間のマッサージで驚きの貼り紙を発見
ジョグジャカルタでの電車の待ち時間が5時間くらいあったので、ゆっくりディナーをした後マッサージをしてもらうことにしました。Kakiku Expressというマッサージやさんです。ここならゆっくり待つことができますね。
わりと体格の良い感じのおばちゃんが、しっかりマッサージをしてくれました。ここでマッサージをしてもらいながら仮眠をとることに。帰りに気づいたのですが、こんな張り紙がありました。

いやいや、YES SEXでもこちらからお断りですよ笑。それにしても、こんな貼り紙があるということは、そういう目的のお客さんもいるのでしょうか。
まさかの、すし詰め状態の電車で9時間移動
取れたチケットは深夜発、午前着のもので9時間程度の道のりでした。
スラバヤからジョグジャカルタまでの5時間は爆睡できたので、9時間も余裕だなと思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした笑。車内はこんな感じで満席です。
ジョグジャカルタ発、バンドゥン行きをなんとなくエコノミーにしたら、結構辛い感じだわ。9時間。 pic.twitter.com/AnroATSkDD
— 茶本悠介@セミミニマリスト (@Yusuke_CHAMOTO) January 14, 2020
しかも日本のイメージでいう2人がけぐらいのスペースに指定席で3人座るようになっていました。そして、なぜか前の席と向かい合わせの座席となっています。観光客らしい人は自分以外におらず、ローカルの人たちがなぜか大量の荷物を持って電車に乗っています。私のスーツケースは棚に置けなかったので、通路に置くことに。もう、どうにでもなれという感じでした。
5時間経過しても誰も降りない
乗車してから5時間が経過しても、誰も降りず、ずっと満席の状態が続きます。前に座っているおじさんと、スペースの取り合い合戦が繰り広げられていました笑。
あと4時間、誰も降りない不思議。 https://t.co/Sjw6j53P2s pic.twitter.com/dOJb4gcoAo
— 茶本悠介@セミミニマリスト (@Yusuke_CHAMOTO) January 14, 2020
極寒の車内
車内はエアコンがかなり強めについていて、めちゃめちゃ寒かったです。上着をしっかり着ていても、足元がめちゃめちゃ冷えるのですよね。ちなみに、ブランケットを借りることができます!
途中で前の席があいてなんとか耐え忍ぶ
あまりにも辛過ぎて、途中で降りようかと思ったぐらいでしたが、前の席が空いたためなんとか耐え忍びました。
現地時刻で5時40分、すでに日が昇ってました。 pic.twitter.com/vCT711DhNz
— 茶本悠介@セミミニマリスト (@Yusuke_CHAMOTO) January 14, 2020
長時間一緒に乗っていると謎の一体感が出てくる
会話はほとんどしていなかったのですが、隣の窓際に座っている女性と、向かいの窓際に座っているお兄さん、そして私がほぼ同じタイミングで外の景色をスマホで撮影していました。なんとなく、会話もしていないのにお互いに「疲れたね、もう少しだね、この景色をみてがんばろうね」という雰囲気が生まれてきました。
あと1時間。そろそろ終盤になってきて、みんなで車窓を撮影するっていう一体感すら生まれてきてる。 pic.twitter.com/Ez53eLv5z4
— 茶本悠介@セミミニマリスト (@Yusuke_CHAMOTO) January 14, 2020
バンドンに到着、しかし違う
ようやくバンドンに到着。バンドンはバンドンなのですが、取ったチケットがバンドンの中央エリアではなく、はずれのチカレンカという街でした。かなり小さい駅なのか、というか駅がないのです。どうやって降りるのかわからずにいると、他の乗客のお兄さんが、このドアあけておりるんだよと教えてくれました。
ここで降りたときに、思いっきり転んでしまい、お兄さんとお互いに笑っていました。降りてから高さを確認したら私の目線より少ししたくらいの高さだったので、普通に150cmくらいの高さです。
ちなみにお兄さんは、外でたばこを吸ってから、また電車に戻りました。
やっと降りたよ、バンドゥン。小さな駅だからプラットフォームなくて、150cmくらいの高さから飛び降りたら転んだ笑。 pic.twitter.com/FWvM9Yx52L
— 茶本悠介@セミミニマリスト (@Yusuke_CHAMOTO) January 15, 2020
チカレンカからバンドンまでタクシーで3時間
チカレンカからバンドンまで、Google Mapでは1時間程度と出るのですが、タクシー運転手(英語話せない)さんに聞くと、どうやら渋滞で3〜4時間はかかるとのこと。「無理無理!」と言われたところを、なんとか交渉して乗せてもらいました。あまりにも疲れていて、タクシーの中で爆睡。「着いたよ!」と起こされて無事にバンドンへ到着しました。
バンドン
ジャランスリワヤのファクトリーへ
バンドンでは、日本の百貨店でも売られている有名革靴ブランド「ジャランスリワヤ」のファクトリーショールームへ行きました。これは、こちらの記事でご紹介しています。
ジャランスリワヤのファクトリーショールームでホールカットを買ってきた話 – HUMMING BAGS BLOGバンドンからジャカルタへ
バンドンからジャカルタは3時間
ジョグジャカルタからバンドンまで9時間かけて移動したので、もはやこの3時間は一瞬でした。席も向かい合わせじゃなかったので、ゆったりと移動できました。電源もあるので、やはり快適でした。
景色もきれいでした
さいごに
とにかく、ジョグジャカルタからバンドンの9時間が大変でした。でもわりと嫌いじゃないんですよね。もう一回やってもいいかもしれません笑。