ジョセフ・チーニー エイボンの魅力

ジョセフ・チーニー(以下 チーニー)のエイボンの魅力について語りたいと思います。

チーニーエイボンを使ったコーデはこちらで少しご紹介しています。

【メンズコーデ】コーデュロイジャケットでジャケパン – 茶本悠介のブログ

チーニーの歴史

ジョセフ・チーニー
ジョセフ・チーニー https://www.cheaney.co.uk

1866年、ジョセフ・チーニーは会社を設立しました。1896年には彼の息子アーサーと一緒に仕事を始めます。最初の80年は、世界中の高級小売業者専用のOEMとして製造販売をしていました。創業者の孫であるジョセフ・ハンフリー・チーニーは、国内や輸出市場向けに独自のチーニーブランド を構築することを決定しました。

チーニー 1900年ごろの工場
チーニー 1900年ごろの工場

1964年、これまでに築いてきたビジネスをチャーチに売却。チーニーブランドとして世界中の小売業者で販売されるようになりました。1966年には輸出の功績が認められ、女王から産業賞を、2016年にも女王から国際貿易企業の賞を授与しています。

一時期はプラダの傘下に入ったものの、現在は独立ブランドとなっています。

チーニー エイボン

前に書いた簡単な記事はこちら。

ジョセフ・チーニー エイボン R 雨でも安心なコマンドソール 長く愛せるカントリーブーツ – HUMMING BAGS BLOG

エイボンCとエイボンRの違い

私が所有しているエイボンはRなのですが、日本で流通しているエイボンはCが多いのですよね。何が違うのか、日本代理店のブリティッシュメイドさんに確認してみました。

エイボンCはコマンドソール、エイボンRはラバーソールとのこと。言われてみれば、あぁそういうことね、という感じですね。ソール以外は同じそうです。

エイボンはカジュアルなラスト

エイボンで使用されているラストは#12508です。これはカジュアルモデルを代表するラストであり、一方でビジネスの代表的ラストが#125であるそうなのです。具体的に何が違うのか、こちらもブリティッシュメイドさんに確認しました。

#12508は、#125に比べると、丸くて幅が広くカジュアルな印象があるということです。

私のエイボン

私のエイボンはこちらです。撮影前にメンテナンスすればよかったのですが、気にしないでやってください。

トリッカーズのカントリーブーツ ストウを所有していて、他にもトリッカーズのフルブローグを2種類所有しているため、トリッカーズのフルブローグ バートンの購入を見送り、チーニー エイボンの購入に至りました。やはりブランドが異なるので、似たフルブローグのカントリーシューズでも雰囲気が全く異なります。トリッカーズよりはドレッシーな印象がありますね。

トリッカーズ ストウのご紹介はこちらの記事で行っています。さて、トリッカーズとの比較は次でご説明しましょう。

トリッカーズがダサい?カントリーブーツ モールトン ストウの魅力 – HUMMING BAGS BLOG

トリッカーズ ストウと比較

チーニーエイボンとトリッカーズストウの比較

まず、幅が違いますね。チーニーの方が細く、トリッカーズの方が太く感じます。その分、チーニーの方がスタイリッシュな印象があります。ただ、トリッカーズはこの野暮ったさが魅力なので、どちらが良いかは好みでしょう。また、トゥ部分のメダリオンのある革の面積も違いますね。チーニーの方が広く使ってあり、その分トゥのメダリオンも大きくあしらわれています。

またメダリオン装飾自体も異なります。トリッカーズはトゥに大きな6つの穴があり、その周りに小さな穴が散りばめられています。エイボンはトゥの穴はトリッカーズほど大きくなく、小さめの穴が6つ。その周りには弧を描くようにより小さなメダリオン装飾が散りばめられています。

一方で、切り替え部分のメダリオンの大きさはトリッカーズが小さめで、チーニーの方が大きいです。横から見ると、その違いはより顕著になりますね。チーニーエイボンの方が強く主張しています。

つま先のふくらみも違っています。エイボンの方が膨らみがあり、ストウは真っ直ぐなシルエットを描いています。できれば同じ短靴であるトリッカーズバートンと比較したかったところです。バートンも同じく膨らみがあるので、どちらも似たシルエットになっていることでしょう。

さいごに

トリッカーズ ストウと、チーニー エイボンの使い分けはあまり上手くできていないかもしれません。ただ、その日によって、今日はストウだなとか、エイボンだなとフィーリングで迷うことなく決まります。おそらく、ブーツを履くのが面倒だとか、メンテナンスが行き届いている方だとか、そういったつまらないことで決まっているように思います。

いずれにしても、どちらも愛着のある靴です。これからも大事に使っていこうと思います。

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